坂東33ケ所観音めぐり

第二十二番札所 妙福山佐竹寺(北向観音)真言宗豊山派

 ●本尊:十一面観世音菩薩 ●開基:元密上人 ●創立:寛和元年(九八五
 ●所在地:常陸太田市 ●巡拝日:平成22年11月11日
山門である仁王門 お清め 大唐破風作りの観音堂 重層茅葺寄棟造り
日の丸絵文の軍扇 銀杏の巨木 経布幕 朱 印

 道路沿いに仁王門があり、山号の扁額の上に、戦国武将佐竹氏の日の丸絵文の軍扇が掲げられているある。境内は意外なほど狭く銀杏の実をつけた巨木に覆われ、正面に茅葺の観音堂がある。本堂には聖徳太子作とも云われる十一面観世音菩薩が祀られている。
 本堂は大唐破風の重層茅葺寄棟造りで本堂は重要文化財です。
個性的なところは、大屋根の下にもうひとつの屋根があることこ、屋根が、お堂を囲みまるでアーケードのようにしている。
仁王門は昭和16年建立で比較的新しい。建立に当たって寄付した方に名前が刻まれたいる。
本日の巡礼はこれが最後となりました。次は笠間市23番札所観世音寺です。