坂東33ケ所観音めぐり

第六番札所 飯上山長谷寺(飯山観音) 高野山真言宗
 ●本尊:十一面観世音菩薩 ●開基:行基菩薩 ●創立:神亀二年(七二五)
 ●所在地:厚木市 ●巡拝日:平成21年11月27日
長 谷 寺 観 音 堂 階段から望む仁 王 門  や ぐ ら 樹齢約400年のいぬ槙

 長谷寺は階段を登ること268段の白山山麓に境内は落ち葉がひとつもない参道の奥に観音堂がある。イヌ槙は室町時代末期ごろ多くの巡礼者の無事や参拝者の長寿を祈願して植樹されたと
伝えられている。「飯山の隠れ鐘」の伝説をもつ梵鐘がある。観音堂の周りには33体の観音像
が取り巻いている。坂東札所の本尊を1対1対、模わしたもので33ケ所巡りが体験できる。

 江戸時代に再建されたという観音堂には、十一面観音像が祀られ、弘法大師が密教の道場としたといわれる。長谷寺は飯山の観音さん、縁結びの観音さんとして親しまれ、花見シーズンは賑わうようである。 今回の巡礼最後の厚木市8番札所星谷寺の向かう
 

     朱 印