坂東33ケ所観音めぐり

第十七番札所 出流山満願寺(出流観音)  真言宗智山派別格本山
 ●本尊:千手観世音菩薩 ●開基:勝道上人 ●創立:天平神護元年(七六五)
 ●所在地:栃木市出流町 ●巡拝日:平成22年5月20日
山  門 お清め 観 音 堂 本 尊
講の刻まれた階段を登ると本坊 薬 師 寺 納 経 幕 朱 印

  山肌が削られ、あたりが白っぽい石灰採掘工場群を過ぎると静かな山里に着く。この集落の奥まったところに満願寺がある。
山門を過ぎて駐車場があるので山門をくぐらずに、講の階段を登り右に薬師堂、左に本坊、宿坊そして石段を上ったところに本堂がある。本堂には弘法大師が参籠したとき造ったという十一面千手観音が祀られている。本堂で最後の読経を唱える。お寺の拝観者にそばを振舞ったのが始まりで出流山、満願寺のそばは有名です。三毳浮動尊に向かう。